みねっちょのマイコン関係ブログ

組込開発系フリーソフトやハードの情報発信ブログ

2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

WSL にインストール可能な Linux ディストリビューション

Windows 10 の WSL (1 と 2) には、実は様々な Linux ディストリビューションを無償でインストール可能です。wsldl プロジェクトにより汎用化インストーラが用意されています。Arch Linux、CentOS、Fedra、RHEL 等は有名な物は既に対応済です。

VSCode のターミナル内 bash のキーバインドを Emacs に戻す

VSCode のターミナルで WSL を起動すると、bash の Emacs モードのキーバインドが上書きされて VSCode のキーバインドになっています。これを VSCode の機能で再度上書きし、Emacs モードに戻す方法を紹介します。

WSL に VSCode をインストールする

WSL 上 Linux への VSCode エディタのインストールは、Windows 側と WSL 側の両方での作業が必要です。Windows 側で拡張プログラムをインストール後、WSL 側でサーバプログラムをインストールすれば、VSCode を Linux 用のソースコードデバッガとして利用可…

Debian や Ubuntu に VSCode を最短手順でインストールする

Debian や Ubuntu に VSCode (Visual Studio Code) エディタをインストールする最短の手順を紹介します。apt リポジトリの書き換えは、自動で行われます。この方法で、Raspberry Pi の Raspbian にもインストール可能です。

WSL で /tmp を RAM に配置する

WSL の /tmp ディレクトリを RAM に配置する方法を紹介します。/tmp には、コンパイルの中間ファイル等が展開される為、/tmp を RAM に配置するとビルド時間を短縮可能です。また、スクラッチの頻度を下げられるので、SSD の寿命を延ばせます。

Linux のコマンドラインのカーソル移動は emacs です

Linux の コマンドライン bash のキーバインドは、デフォルトで emacs モードです。活用すると、指をキーボードの「ホームポジション」から離さずに済むので、コマンド文字入力の時間を短縮出来ます。使用頻度の高いキーバインドを紹介します。

CPU コアを含む Verilog シミュレーションでダンプすべき信号

最終更新:2021-04-23 本記事では、CPU コアを含む RTL を Verilog HDL 等で論理シミュレーションする場合の、ダンプすべき信号について解説します。論理シミュレーションに使用する ROM コードは、C 言語もしくはアセンブリ言語で作成する事を想定していま…

ARM Cortex-M0 コアを無償な Verilog シミュレータで動かす

ARM 社より評価用として無償でクリック スルー契約によりダウンロード可能な Cortex-M0 CPU コア単体の難読化 Verilog HDL を、WSL 上の無償な Icarus Verilog シミュレータで動かす手順を紹介します。ROM コードは WSL 上標準パッケージの GNU クロスコンパ…

ARM Cortex-M のベアメタル用 C 言語ブートストラップを WSL で作る

ARM

ARM Cortex-M シリーズ用のブートシーケンスは、従来の ARM コアとは異なります。スタックポインタの設定、リセット、割込、例外の各アドレスはベクタ テーブル方式となります。また Thumb ステートで起動する為には、ベクタ アドレスに1を足しておかねばな…